二十歳代の若者と話す

彼はもう世界チャンピオンの座をフリーバスケットという分野で自分のものにしている。

今はこのフリーバスケットを中高生や一般の人々の伝えることに情熱を持っている。

しかしフツーの生活の中に悩みを持っている。

高みを若いうちに捉えてしまったのだから、神様の世界を垣間見てしまうそんな時間を持つ事が

自然にできる濃い血筋も受け継いでいる。

この正統派の若者と話すうち、私が歩いてきた道を静かに真剣に昇ってこようとしているこの若者に

興味が湧いた。この感性を磨いてあげたいという気持ちになった。彼は言う真剣に

「見えない世界は僕たちの技術にとっても大切な事なのです。その事も含めて少しずつでも

良いので感性として捉えたい。」「コトネさんの言うスイッチを切る方法も知りたい。」

確かにエンターテイメントの世界は魔物が住んでいる、この感性を伸ばすためには相当の

精進と人間としてどう生きなければならないかというはざまに立つ事にもなるだろう。

日本の若者の為に私がしてあげられることをやってみよう。

私の世界に興味を持つ若者達の為に。キチガイと間違われない為の精進をしてもらおう。

決して、楽な道ではない。

もう一人、真剣に日本に麻を取り戻したい人間がいる、この人も二十代だ。

上の彼とフリーバスケットの世界で良き相棒である。彼は三次元で役所と面と向かって

戦っている。顔が変わった。脳を働かせている証拠である。彼らには紹介したい人たちの顔が浮かぶ。

まずは、人間関係思ってもいない人間関係を紹介しよう。

私を動かすのはその若者が持っている真剣なエネルギーだ。

お金はお金しか生み出さないが、それを望んだらそこで人は止まってしまう。

生み出すエネルギーを望めばそれはとてつもない物へと変わって行く。