人の気持ち

人の気持ちを一人一人理解し、全ての人を神の様に受け入れる事は、私には無理なことが解った。

何故なれば、環境も育ちも違う、年齢や知的レベルも違う。時間の使い方も全て違う人を

私の狭い了見では受け入れろというのは無理な話である。

佐藤愛子先生や桐島洋子先生が言われるように

「来る者は拒まず。去る者は追わず。」である。友人の数が少ない方々はそうはいかないであろう、

しかし「多勢に無勢」という言葉もある。自分がいかに考えるかが課題であろう。

よく聞く言葉に「裏切られた」という言葉がある。

昨日のヤマトタケルの読み取りの時この言葉が出てきた。

「裏切られた」この言葉から察するに、信頼したものに裏切られたのである。

裏切られる行為そのものが「死」と直結したそんな時代もあったのだ。

今は其処まではいかない。

「古墳の埋葬者」からの読み取りもそうなのだが「龍より怖いものは人間です」と言わしめている。

時代は経たと言われても人間ほどわかりにくいものはいない。

この人間を自分なりに理解できるかが私の課題である。

さあ、頭を切り替えて。台本の長台詞を覚えなければならない。

老体に鞭打って、頑張ろう。