明日から伊那に行きます。

昨日は遣り残した仕事。故に早く帰れました。
今日は両親に会いに青梅の慶友病院に行きます。両親は此方の病院に入り大変落ち着いております。

私は「アレキサンドライト」の聞き取りを母から聞く為、それを始めは恥ずかしそうに、今は楽しそうに待っている母がいます。
父は私が誰かわからない。しかし今日は会って顔を合わせてみようと思う。彼に錯乱を起こしたくないのと、あの優しく穏やかな絵を描く事をこよなく愛した人の変りようを如何にも
受け止められ無い自分の弱さに、私自身が反応している。
私達もそんな歳になったのだと感じる。
この歳でやれる事は全てやっておこう。思い残すことの無いように。
身体も頭も思うようでなくなった両親を見て、
「生きるのが、辛くなった。出来れば、おばあちまに早く迎えに来て欲しい。」と母は懇願している。そんな姿を昔の母からだれが想像出来るだろうか!

私は、まだまだやり足りて居無い事が沢山ある。だから後20年をどの様に過ごしたら良いか、考えよう。これから会う素晴らしい人と
今迄の素敵な友達達と共に、生き切ろう。