訃報(ダイイングメッセージ)

関西へ行って参りました。

その家は、彼ご自慢の甘露の蜜が落ちる庭木も無残に焼けて見る影もありませんでした。

13日の朝2時頃出火6時半消火と言うニュースが流れて居ます。

うかがった昨日1日かかっての現場検証は20人体制の警官消防署隊員の人数の多さにご家族の方の疲労やいかにと思う思いと、心からの哀悼の気持ちで一杯でした。

献花に訪れる方への丁寧なお姉様の対応はさすが、土居家の亡くなられたお母様の優しさを重ねて感じました。

 

こんな時、残されたご家族の心のケアーの必要せいを感じます。どうぞこれから行かれます、皆様お心使い下さい。

 

新幹線の車内から土居さんの思いを感じましたが、私の感情のスイッチは入れず思いのみを受け止めました。

「僕は生まれた時も、生きている時も常に自分の星に帰りたいと思っていたが、この歳になるとあきらめていた。いざこの様に身体から離れてみると、これも自分としては面白い。瞬間移動も分身も思いのままだ。これもなかなか悪くない。今はこの与えられた、時間を楽しんでいる。」「コトネさん、僕はいつまで此の地球時間を楽しみ僕が来た所に帰る事が出来るのだろうか?ワクワクしている。」と楽しそうに話された。「49日だそうですよ。」「ワーじやあ、行きたい所にどこにでも行けるんだね。」「

私は皆さんからそうだと聞いています。」と私は答えた。

「僕の死は、美しくまとめて欲しい。」それが希望であった。

 

帰りがけに友人の家で休ませて頂いたが、土居さんのカタカムナ講座で勉強された素晴らしい資料が残されていた。「先生の資料はこんな量ではない。火事で全て焼けてしまったのかしら?」「しかしあの頭の中には、これ以上の資料が詰まっていた。」

そう、あの幅広い知識は天才を欲しいままにした。

誰もが、ああはなれない。あの才能にいつも、私は酔っていた。あーあの人ともう会えない。やはり、生きていて欲しかった。

また、人と人を出会わす天才でもあった。昨日集った人達は少なからず、土居マジックと言う、科学反応をおこして頂いた事に感謝した。

 

心から御冥福をお祈りします。