区切りを付ける。
私の人生は誰のものでもない。
有難い事にそう感じながら生きている。
誰にも依存する事なく。
しかし、私も72歳という歳になっている。
何やら、自分の歳を意識してみる時間が出来てきた。
芝居でも、やり残した事、思い残してを意識させられた。
人間若い頃は未来と今だけをみて生きていけば良い。
それが、今だけに執着しだす。
そして、このまま生きていく事に疑問を持つ。
先行きを考えて心配をしだす。
どうにかなるなんて事は考えない。
何故なら物の考え方の基準が今現在が基準だからだ。冷蔵庫には、食べきれないほどの食べ物がはいっている。
我々のこの時期は難しい時期だ。
これを意識しなければ、いけないと近頃良く感じる。身体が自然と、眠りを求めている。
そういえば私の祖母もよく、寝て居たな!!!
おかげ様で、有難い事に世の中人から、生きている存在価値を認められるように、なった。
それは、私だけの満足感なのかもしれないが。
なんらかでも人の役に立つ事に満足感を得ている。
そこで、いよいよ自叙伝の構想を頭に描ける時期となった。そう、そんな形で、区切りを付ける事ができる。