神ごと
ありがたい事にこんなに自然いっぱいの所にいてじっくりと自然と
向き合う機会をいただけると私の巫女的部分がぞわぞわと動き出すから不思議です。
子供の頃のようにここは妖精特に山の妖精たちが姿を見せてくれます。しかし
まだ、相手も新参者の私には警戒しているようです。「あっ。」と気が着いてテンジュラムを
その場所にすぐさま吊るし、「ここに妖精がいた」というと。プンプンと回りだします。
部屋の障子は閉まっており眼をとじた瞬間大きな木の上に横に張り出す太い枝、そこにピーターパンか
子天狗のような黒い影がこちらを見ている。すばやく眼をあけ障子を開けるが太い枝だけがあるだけ。
そこにそんな木があることもその時まで知らなかったのだからそれだけで満足しよう。
ここに1年も暮らしたらきっと又妖精たちと遊べるヘンなおばさんになれるかもしれないなど
と思いニンマリする。軽井沢より濃い。
昨晩夜中の1時ごろ、眠っている私の耳元で演説する方がおられる「神ごととはナ・・・」
その語りはこういったものでした。
「神とは畏れ多いものであり人智で推し量る事の出来ない広大無辺の力を持って日々人をみたもう
ものである。おそれ、敬う事を忘れてしまった現代人に警告が発せられているのにきずき、
直そうとするものがいないのは情けない事である。」
こちらの、別荘には先々代が立てられた観音堂がある。
どうもこちらの観音様が語られたようだ
人の話によると先々代は陶芸、お茶、書に深い造詣があり、信仰深い方であった。
山で亡くなる方が後を絶たないため此の観音堂を建てられ毎年京都から尼さんを
招いて法要をなさっておられたらしい。
昨夜の御抗議のお礼をまだしていなかった。日のあるうちに深雪を踏んで観音堂でお礼をして
こようと思う。
明日は夜遅く東京に帰る予定である。明後日からは熊本セバスチャンさんの所だ
よろしくお願い致します。