近頃のテレビ番組に思う
ここの所、憲法改正をテレビで各局が取り上げている。
情報の伝達方法が変わったことは、選挙方法のデジタル化にも現れている。
我々国民はお偉いさんがどうにかしてくれるという、古来からの政治依存に
甘んじており国民主権の意味も、議論もないまま憲法改正の大波に巻き込まれている。
憲法改正の意味も解らぬ国民に気が付いてもらうべく、テレビ番組が組まれているようだが
議論仕立ての放送には、ますます国民の頭が付いて行かず、国民のどの水準に
合わせた番組なのだろうかと疑問を持つ番組が多い。
我々の間では中国の尖閣問題が現れた時からこの事を考えざるを得ない。
昔からもっとも日本の西にある博多の地が国防の要であり、対馬には防人という
兵役を課せられた、人々が常駐した訳である。
蒙古の襲来を防いだと言われる鎌倉幕府さえこの国防に打ち震えたと思う。
日本と言う国の何たるかを知っておかないと自国の防衛と言う頭は育たない。
平和ボケした日本人は歪めないのである。自国が無くなる恐怖を持てない国日本。
いまだに、チベットしかり、北朝鮮しかり、この日本だっていつも神風を期待できない
事実を国民は見据えなければならない。周りは遺恨を持つ国、火種を日本の移したいくに
ばかりなのであるから。いかに中国がGNPで日本を追い抜いたと言えども、
日本は美味そうな肥えた豚である。牙も蹄も持たないイノシシではない豚である。
歴史上日本を守ってこられた天皇と言う方の祭事を考えると御公務のウエイトの
多さに対しての、天のお考えはいかに???と思うのは私だけであろうか。
私たちがどうこう言える問題ではないのは十分承知しているのだが、古来よりの天皇の
お役目を思うに、(私が間違えを犯すと天は大きな天罰を下される。)
天皇陛下におかれては日本国の全ての罪と災いを御一身かぶられるのだから、
大変なものがあると考えてしまう。