神山町探索。泊まった四季の里から6時30分に散歩に出掛けた。
地元の氏神様の神社がしっかり管理されていた。次に上一宮に詣でる。
ここで、オオゲツヒメ様の読み取りをする。
「オオゲツヒメ様は何処からいらした方ですか?」と伺うと、
「私たちはズーットここで暮らしていました。月読み様の命令で食物を米にすることを
薦められましたが、この水に不自由な高地ではアワ、ヒエ等の五穀の方が育ちやすく
お断りしましたところ、和睦と称しての会合で切り殺されると言う事態になり、
結局我々の穀物は全て政権側に持って行かれてしまいました。」とおっしゃった。
何でも、相手に聞く事の方が確かだ。
昔も今も変わらない、強者の歴史の匂いが神話の世界にもぷんぷんしている。
7:30朝食を食べ、コーヒーをゆっくり飲んでいく先の検討をした。
まずは天岩戸立岩神社に向かう巨大な石の裂け目。御神事に使われた方法も解る。
アワ歌を男性に歌って頂くとその響きは全山を包む。面白い。霊感のおもむくままに
その先に巨大な古代のシンボルを見つける。コケをはがすと大岩に何かが彫ってある。
写真を撮る。古代斎場の跡だ。古代史探索グループは嬉しそうに時間の過ぎるのも忘れた。
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次は雨乞いの滝ここは急な上り坂になっているが、その景観の素晴らしさに疲れを忘れる。
ウエに着くと雄滝と雌滝の大瀧が迎えてくれる。セーター二枚の重厚武装は
汗だくで下に降りて全部を着換えなくてはならないほど、上から下までびしょ濡れ
まるで滝に落ちたようだ。すべて取り換えたが足元から寒い。
男性軍は険しい悲願寺までの道を取る。私は車でぐるぐると山道を周り悲願寺に行く。
雨乞いの滝で雨乞いのお業をした後巫女たちはこの悲願寺の場所で休息と
祈りをくりひろげたのだろう。本殿よりご挨拶するなら左の石塔だと言われた
そこには古代祭壇の台座や残骸が見つかる。
ここは、祈りの場所。巫女たちの神聖な場所だ。
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今日こそ東京に帰らねばならない。
今回は歴史的にも強い方々の質問を受ける形で進ませて頂いた。
私にとってこんなに面白い場所(四国阿波地方)はないが、三次元の生活が東京には待っている。
少し休みをいただきながら、またまた頑張ろう。いやいや精進、精進。
ブログでは語り尽くせない竜神のお姿が完全に映ったお写真をお見せしながら
10日の月例会ではお話ししようと思います。