臨機応変

久しぶりに友人が事務所を訪ねて来た。たわいも無い話から、カナリ詳しく色々きかれた。
2016年の指針に、思い掛け無い良い事があると言われていたのに、何も良い事がなかった。あと今年ももう少ししかないのに、今のところ何も無い。と言って不満そうだった。

良く話を聞いてみると、彼女は何事に対しても
全て悔やんでネガティヴにとらえている。
そんなに良くなるわけが無い。私はあの人が嫌いなのにあの人の前ではいかにも好きなんです、とおもわれるように、表現している。そんな自分が何ともいやで劣等感に襲われる。と言う。

私から言わせれば、臨機応変に対処できる。素晴らしい私。となるところだ。
この臨機応変さは、特殊能力の一つだ、頭の切り替えがいかに早く、相手に不愉快かんをもたせないか。 また、自分がうまく人との中を取り持つかと言うことだ。素晴らしい能力ではあるまいか。この事に気付いた彼女の顔が光輝いた。私悪く無いんだ。良い事だったんだ。

ニコニコしながら帰途についた。