人生
目の前を高校生が通って行く。
初々しい表情、まだ若い。
若葉を感じる。
あの頃の私は休み時間はほとんど、図書室か、教務室で過ごしていた。先生に興味があった。
友達とツルム事はしなかった。何時も自分だけの大切な時間をたのしんだ。特に関西から東京に帰ってきてからは一人の時間が嬉しかった。
関西で、私の周りには沢山の友人がいたが、今は名前も覚えては居ない。もし会ったら嬉しいかも、しれない。普通の中高生の懐かしい時間。あの頃どんなゲームをしても、負けはなかった。
私の結婚は20歳を超えて直ぐだった。
私は恋人がほしかった。
初恋は見事にやぶれた。私の初めての敗北。
両親は見合いと言う安全策を取った。
淡い思い出。
花で言えば、薔薇の蕾が咲く前。香り立つ前。
子供の子育てに夢中になった。
自分の時間が出来た時、自分がただものでは無い事に気付く。準備された様に。
その頃だ、テレビで、やたら超能力の番組が組まれていた。しかし、テレビと言う媒体は自分自身の
能力をも気付くチャンスを与えてくれた事に感謝したい。
子供達が自立し始めると
世間に対する興味がもくもくと芽生える。
家から外に出る。その時仕事の面白さを知る。
第二の成長の時。稲穂が育つそんな時。
私の第二ラウンドが始まった。
(こうやって書いてみると、私の人生は用意された様にここまで進んで来ている。贅沢な人生である。確かに全てを書き残す事は必要かもしれない。このブログを書く事は記録にはなっている。まずはやる事遣れる事をこなそう。時間が無い事を感じるのはなぜだろう。)友人からの出雲の御神木の写真です。