おもしろい。

誠に、九州福岡の懇話会はおもしろい。

今回は九州文学界の大物の女流文学者赤沼 真通子さんが参加された。

ご友人の先生からのご紹介である。「藤衣」という空海さんと真名井御前の

恋の行方を書かれた本を頂いた。

それでは講演も「空海さん」をやりましょう。わたしのわかったことはお話しするお約束を

しました。講演会の打ち合わせで皆さん後興味あるものについて質問をするコーナーや歴史散歩を

コトネと共にあるいてみた、それぞれの感想参加者全員が言ってみる事を試みてみました。

地元宗像大社志賀島の話とあって大変興味をお持ち頂いたようです。

参加者の中には自分の知りえたことを話していただくチャンスがあり盛り上がりました。

第二部はもちろん空海さんです。まず、赤沼先生から大変良い視点からお話しがありました。

それは、皇室の使われている暦が伊勢暦と違う事、西洋暦とも違うこと、宮中カシコ所には

八百万の神様をお祭りしていること、水銀や鉱物資源は即身成仏には欠かせない事、空海さんを

慕う真名井御前は高野山をはるかに望むお寺で弘法大師入滅の前日静かに自分の精神の意思で

亡くなられていた。

私達歴史を探訪するものにとって、年表により、世界とのかかわりとどうやって生業を立てていたのかと言うことが

大変重要である、そこを踏まえながら探訪を進めなければならない。

もうお一人スペシャルゲストが静かに席に着いておられた。

その方は「霊笛」という神様に献上する笛の名手であり、各地の御神事に顔お出されている男性の方である。

私はその方を皆さんにご紹介した。「霊笛」を是非聞きたいという皆さんの希望に

「これは、神様がお許しにならないと吹けないのです。」と言われる。しかしわれわれの歴史探訪に

参加してくださることを快諾してくださった。

昨日は宮地獄神社と言う所に連れて行かれました。ここは地下の正倉院という古墳が奥の院となっており

歴史を探る意味において大変貴重な参考資料が手に入りました。

さあ今日は13面体の講習の後、少しお休みを頂いて鹿児島に参ります。

鹿児島の皆様よろしくお願い致します。