凄い話
金の亡者の話。
大変な資産家に5人の子供がいた。その真ん中に頭はいいが金ずかいの荒い
息子がいた。何時の間にかあちらこちらで借金をし、連帯保証人まで買って出て
結局他人の借金までしょい込むようになり、自分の自宅を売り払い、親兄弟からも借り
まくってぽっくり亡くなった。
本人は大そうな葬式まで出してもらったが、その男の残された家族はその男の作った
借用書を振りかざされ、親の相続の時も、その男の子供には兄弟たちはスズメの涙の金
さえも渡すことを渋った。
男の子供たちは辛酸をなめ尽くした結果こつこつと努力して幸せな生活を手に入れた。
大きな財産を手にしたその男の兄弟たちは、もらった財産は何度も病院に入院した為
目減りしていく財布を見ては一喜一憂し親しいと思っていた友達も信用できず、
幼い時からお金は貰うもの、お金のない人間は屑と言う育て方をした我が子には見放され
お金の亡者に成り果てていた。それもわびしい話。死んでいった親はそんな家族を良しとして
いたのだろうか。五人の子供に囲まれた生き生きとした楽しい生活があったのではないだろうか。
どこで、こんなに狂ってしまったのだろう。
みなさんそんなにお金お金と言ってカルマがお金だなんて、情けなくはありませんか????