爽やかな85歳

85歳と言えば我が母と同い年。生き生きとしたまるで少女のような

この可愛い顔はご紹介に値する。

テレビを見た方もおられると思うが、この方 紫竹昭葉さん。

北海道帯広市美栄町にある紫竹ガーデンの経営者である。

ご主人が亡くなられて5年間は深い溝に落ちたそうだ。

しかし、25年の歳月の末、素晴らしい紫竹ガーデンを作られた。

「コンセプトは花の咲き乱れる昔の帯広の野原」

時期は春先から10月の末まで。その見事な花園は、子育てと一緒

「自然が育ててくれます。」造園業で鉄則とされる水やりも自然任せだそうだ。

歌を歌いながら花園を巡る姿はまるで妖精。素敵な白魔女様。

(私は魔女が嫌いだがこの魔女は許せる。)

60歳の時気が付いたそうだ、平均寿命まで生きてもあと25年もある。

何かをやろうと。そこで始めたガーデンつくり。

  凄い。凄い。凄い。凄い・・・・

私も何かを今までとは違う何かをやらなければならない。

既成概念から逸脱した何かをする時が来ている。そう身体がむずむずしている。

60歳だから、と言ってあきらめない。この歳だから出来ることがあるはずだ。

紫竹昭葉さんは花で人を癒している。雇用は高齢者の雇用を生み地域の活性化

を果たしている。また観光の要となる新しい事業展開に協力している。

自分で出来る事を精一杯楽しんで毎日を過ごしている。綺麗にお化粧し、

可愛い笑顔でお客様を迎え、花咲きバーさんと自らを呼び、花いっぱいの柄物の洋服に身を包み

花の種でポケットをいっぱいにして・・・

あ〜〜〜会いに行ってみたい。お会いしてみたい。

これから事が起こせるのは、資本主義に翻弄されることのない女性達かもしれない。

肩肘をはらず、ポケットいっぱいに自由と夢を入れて・・・