老いについて
昔の会津藩の御殿医を祖父に持つ私の祖母はよくこんな事を言っていた。
「歳を取ったら、転んだら終わりよ。身体が動く限り足腰を動かさなきゃあいけない。」
「目や耳が遠くなったなどと言うのは怠けている証拠。」
93歳で永眠したが、銀座にある糸結びの手工芸店で結んだ糸で帯や反物を
作り、タンスにそれぞれの形見の品と名札を付けて親戚の者に死に支度と称して
準備をすべてし終えて亡くなった。足を骨折して病院に入り介護のかいなく亡くなった。
会津の烈女である。
佐藤先生は「最後の連載を書き終える6月まではコトネちゃんよろしくね。」と言われた
「大丈夫しっかりホロウいたしますとお約束した。」体調を崩してなんかいられない。
お陰様で少しずつ戻ってきている。
今日は冬支度を春支度に変更した。有難い有難い。