バレンタイン

佐藤愛子先生の所にバレンタインのチョコレートを届けた。プラスお疲れなので施療をする。
9月末に北海道から帰られたのだが、それからあのバカ売れの「90歳何がめでたい。」が出てからこの1月いっぱい各社の取材攻勢に疲れ果ておられた。
「私は売れない作家の仲間だったのよ。それが、この歳で売れたのには、小学館の売れる攻勢が、あったわけ。」なるほど、なるほどと唸るような話である。

然し作家は売れても、税金に七割持って行かれるらしい。松下幸之助さんが、日本の税制は間違ってる。と言われたそうだ。

印税が取れる様に成ったら、考えよう。まず私は、書かなければならない。良い校正者は金のワラジを履いても、作者は探さないといけないと言われた。これも頷けた。

面白い話の応酬に時間を忘れる。おごることもなく、話をして下さる。私の事も気使って話して下さる。さすが大物は違う。

身体を楽にして差し上げて、私も安心して、退散させていただきました。