巫女心得4

精進が完了すると唯心所現と言って心で思ったことは全て現象となって表れてきます。

その前の段階が言霊の力を知り自分自らが発した言葉がそのとおり現実の社会に実現することが出来ます。

しかしこれは、どちらも怖いことなのです。

決してぶれない自分を持つばかりでなく、とっさの冷静な判断と、言ってはいけない言葉を出せないと言う事です。

よく、恐ろしい言葉を当然のように口にしている人を見ると、「毒を食らわば皿まで」あなたの耳も同じことを聞いているのですよ。

と思うことがあります。

皆様言霊の恐ろしさを知ってください。

私は何でもないと思っていることがとんでもない間違いを犯していることがあると、ブログで時々警戒をしているのをご存知ですよね。

水の怖さを人はこの度の震災で知ったと思います。次に気が付かなければならないのは火の怖さです。

君子危うきに近寄らず。大丈夫という保証などどこにもないと言う事に気が付かなければいけません。我々巫女は恐れることなく

「怖いものは怖い気をつけなさい。」「してはいけないことにチャレンジするなら、自分はどんな目にあっても良いのだと言う

自己責任において行動しなければならない事を忠告すべきでしょう。」

他人の事は見えるが自分の事は見えないと言われるタイプの先生方のお話を聞くにつけ、

「自分が怖くて見えないことを相手には無責任に言えるのですか?」と聞いてしまうことがあります。

「見えたことを相手に伝えてあげるのが私の役目です。」そこまで腹がくくれている方がはたしてどれほどおありでしょうか。

そこまで、腹がくくれている方がいたら自分のことなどたやすく見れます。自分を(どんな自分も)120%受け入れてしまえばいいのですから。

そこにどんな姿の自分を見たとしても丸ごと了解なのです。