天道信仰
こちらは赤米が栽培されている。この赤米の俵は神そのものであり、ご神体なのだそうだ。
「稲穂が実る前に彼岸花のように赤い芒(のぎ)が伸びてきて、水田一面が赤く染まる。
芒が赤くなるのはつつの赤米だけです。」
その昔天道法師が大陸から足の指に挟んで赤米をこの地にもたらしたと言う伝承が残っていて、
赤米の俵の事を「天道様」と呼ぶのだそうです。
天道法師は7世紀頃に活躍した、対馬の伝説的人物です。
その天道法師をシンボルに神仏習合によって形作られた対馬独自の信仰が天道信仰だ。
(神話のおへそ扶桑社より)
今日はしなくてはならない事をそっちのけにして、何故対馬なのか?
如何して、対馬に呼ばれたのか?知れば知るほどこの一連の流れは
今までそうなのかな、と考えて居たことがパズルがはまるように溶けだした。