サポーターのカルマ

彼女は変な夢を見ると言って相談してきた。

「高いビルで振り落とされそうになる恐怖の、夢をみます。もう一つは

真っ暗な地下、窓のない部屋が怖くて怖くてしょうがありません。又そんな恐怖の夢もよく見ます。」

こうなった時にはどんなサポーターさんがいるかを伺うのが一番手っ取り早い。

「一人目は抗夫、トロッコで坑道に入り落盤事故で亡くなっている。」

「二人目はスペイン艦隊のマストで方向を見る役目の船員、海が荒れたがマストに上り大変な

うねりの中で大揺れのマストの上で恐怖を感じた、次の瞬間海に叩き込まれている。」

全て、彼女の恐怖はサポーターさんの恐怖であった。

まず、サポーターさんの恐怖を解ってあげる事、次にサポーターさんの説得を自らがすること

「今世で恐怖の体験はしません。」と言ってあげる事。

この読み取りもクライアントの彼女にとって、何を言ってあげる事が必要かの言霊治療でもある。