ワークショップ体験記

 今回の水晶鍼セルフケアコースに参加させていただいた。羽田から朝一番の飛行機に乗り初めて行った熊本は、緑が多くとても濃い、空も広く何より空気がきれいだなと感じた。
 ワークショップは、東洋医学の陰陽五行についての講義から始まり、御神水でのお清め、パワースポットで有名な弊立神宮でのお祓い、そして気を整えるワークショップなど盛りだくさんの内容で、あっという間の二日間だった。
 一日目のセバスチャン先生の講義を終え、高千穂にある一面を緑に囲まれた山の上の宿泊先に着いた時、何だかとても幸せな気持ちになった。見渡す限りの緑の畝にウグイスの鳴き声が響いている。広い広い空、地面に生えている小さな花や蓬、草までもがきれいに感じる。澄んだ山の空気も全身に心地良かった。「こんな日常もあるんだな、気持ち良い。。。」
 二日目の気のワークショップを終えた頃、一緒に参加していたお二人から、「来た時よりも波動が穏やかになりましたね」と声をかけていただいた。前日、私が着いた時はかなり激しく尖ったような波動を感じたが、いまはそれがかなり穏やかになっている、と教えてくださった。
確かに自分でも、昨日より心も身体もゆったりとのんびりして、緊張していた何かがゆるんだ感じがしていたので納得だった。
 都会の生活とは、どこか張り詰めたものがないとやっていけない。その中にいると感じないけれど、東京で生活している私達はいつの間にか忙しい事に慣れてしまっている。話し方もついつい早口になっているし、道を歩くのも何をするのも急いでやらないと人々の波に乗れない。
けれど、たまにはこんな風に大自然の中に身をおき、五感を研ぎ澄まし地球で生きているのだと実感し有難さを感じる事が大切だと強く思った。いろいろな気付きを教えてくれた、とても有意義な二日間のワークショップだった。

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