バイオリンコンサート
宮崎陽江さんのバイオリンコンサートに友人を誘い行ってきました。
今はジュネーブで音楽活動をしながら暮らしている。羨ましい限りだ。
年に1回東京と札幌で定期的に帰国リサイタルを開催している。
本日もほぼいっぱいの浜離宮朝日ホールの観客を魅了した。
演目は技術的に高いレベルの曲であったが私の大好きなG線上のアリアを
アンコール曲に選んで頂けてうれしかった。
宮崎さんの人格をそのまま出された落ち着いた、暖かい演奏だった。
先日Hご夫婦と日本における芸術論を話した時に、日本と言う国は
東の国、後の無い島国ゆえかどんなものでも向かいいれ、いつか自分の物にしてしまう
この根性は大したものである。それぞれの芸術家たちが技術を磨きあいその上に
融合がなされている。そして日本の文化としていつのまにか育んでいる。
西洋音楽を鑑賞するホールは地方都市に配備されているのに、芸術家を育成する
土壌に欠けるのはなんとももったいない。
芸術芸能は本当に盛んな国のはずであるのに本当に保存して行かなければならない
伝統芸能に皆さんの興味が行っていない事に不満を覚える。等々話は尽きない。